娘の学校の吹奏楽部は、マーチングバンドとしても活動中。
マーチングバンドとは主に隊列を組んで
歩きながら演奏をする楽団のこと。
管楽器・打楽器中心の編成になります。
その中で娘は、あまり馴染みのない言葉ですが、
「カラーガード」 というセクションを担当しています。
簡単に説明すると、大きなフラッグを振ったり、踊ったりと
マーチングの視覚部分を受け持つ役目。
(自分たちは“カラーガードはマーチングの華!”と言ってますっっ)
ガードの衣装は演目ごとに手作りするのですが、
昨年から娘(=私?)が衣装担当になり、大慌て。
なにを隠そう(あ、もう隠してないか)私は昔から裁縫がからっきしダメ
「よりにもよって私?ほわぁ〜い?」
と思ったけれど、決まったからにはやるしかない!
ん十年前の嫁入り道具のミシンを押入れから引っ張りだしてきました。
衣装デザインはガードメンバーが考えて、指導者のOKが出たら試作。
その試作にダメ出しされる度に、ガクッーと落ち込みながら、
ああでもない、こうでもないと結局10枚以上の試作品を作ることも。
そうやって決定したものをメンバーそれぞれに作ってきてもらいます。
娘がおずおずと、
「これ悪いけど明日までになんとかなる?」
なんて言いつつ、生地を抱えて夜遅く帰ってきた日にゃあ、
宿題ができていない小学生のごとく、泣きながらの夜なべ仕事に
でも、ステージ衣装だから縫い目が多少曲がってても見えないし、
下手くそなりにも数をこなすうちに少しは手際がよくなり、
何とか着られるものができるようになってきました(笑)
できあがった衣装を娘に見せたときの
「お母さん、さっすが!やっさ〜(優しいという意味らしい)!!」
という魔法の言葉(これぞアメ!?)に踊らされながら、
今日もまたガタガタとミシンをかけるのです。
寝不足の日々は6月の定期演奏会まで続きます。ファイト〜!自分。
昨夜作ったのは真ん中の黒い衣装。あとパンツや小物を作ります。
表面がツルッツルしている上、強力ストレッチなので縫いにくいのが難。
えっ?写真がよくわからない?・・・それがミソということで(笑)
by 山本