木魚と定演

谷口工務店 ぴのきお

2010年06月10日 15:05

こんにちは。ぴの山です。
今日は何だかいつにも増して変なタイトル↑ですが、
よろしかったらお付き合いください。

★・・・★・・・★

これ、我が家の木魚です。
ちょっぴり奮発したので、叩くと結構良い音がします。



先日の義母の法要には、ご住職が来てくださり、
お経をあげていただきました。
そして、ご住職が帰られたあとに必ずやりたくなるのは・・・
もちろん、木魚を叩くことーーー★(子どもかっ!・笑)
「な~む~あ~み~だ~ぶ~つ~」と唱えながら
夫とふたりで、かわりばんこに ポク♪ポク♪ポク♪

ところが・・・どうも違う!さっき聞いたのと何かが違うんです~
そう!よくよく考えると夫と私は裏打ちができていない!!
つまり・・・
私たちは、自分の声と木魚の音が同時なのに対して、
ご住職は「な~(ポク♪)む~(ポク♪)あ~(ポク♪)・・・」

これ、調べてみると【間打ち】というそうで、
読経の声と木魚の音をかぶらないようにしているのだとか。
宗派によっては木魚を使わなかったり、
間打ちじゃない場合もあるそうなので、独特みたいです。

うーん、木魚も奥が深いな~

そんな感慨にふけっていると、部活から次女が帰ってきました。
あっ☆いいこと思いついた
次女は吹奏楽部でパーカッション(打楽器)を担当しているので、
早速、木魚を叩かせてみることに・・・

すると!やっぱり!!悔しいことに!!!
いとも簡単に間打ちをやってのけるのです。
ほぅーー、すごいな。と思いながら、
その話を今度は長女にすると(こちらもパートは違えど元吹奏楽部)
「そんなん、吹奏楽やってたら誰でもできるわっ!」
とただでさえ大きな鼻の穴をめいっぱい膨らませて言います。
それ、ほんまでっかーーー!?
ちょっぴり悔しい父と母は、その日は木魚の特訓に燃えたのでした。
(なかなかうまくなりませんでしたが)

★・・・★・・・★

さて、そんな我が家の木魚の達人(笑)の所属する、
高校の吹奏楽部の定期演奏会が先週の土・日にあり、
両日とも夫婦で行ってまいりました。
4歳上の長女もOGなので前日リハや当日の会場整理で参加します。
つまりは、ぴの山家総出のイベントごとです。



4月に入部してから2ヶ月足らず。
中学とは内容の濃さも進度もまったく違う高校の部活。
次女は主に3部に参加させていただきましたが、
要求されることの膨大さと高度さに愕然としたようです。
毎日、「こんなんできひん、無理!」とか涙目で言いながら、
負けず嫌い魂がムクムクと沸いているのが見ていてわかって、
(本人がもしこれを見たら怒られそうですが・笑)
・・・クールな次女がみるみる変わる様子がおもしろかったです。

言われることを素直に聞いて、ただ練習あるのみの生活のなかで、
新しい仲間との小さな楽しみも見つけ出すと、少し心に余裕が生まれ、
「上級生の先輩たちのプレッシャーに比べれば、
自分たちペーペーの1年生なんて気楽なものよ」
と思えてきたようです。
ま、ものは考えようなんですね~

長女が初めて出演してから数えること5回目の定演。
待ち待った本番への私の期待と緊張感は開演前がピークになります。
それが無事に終わったあとは、ホッとした気持ちと寂しさがごちゃ混ぜに・・・
試行錯誤しながらステージを作り上げてきた高校生たちが可愛くて仕方なく、
気長に熱心に指導してくださる先生方にただただ感謝です。
胸がいっぱいになるとはこういうことをいうのだな~と実感します。


ここ2,3日、頭の中で鳴っていた音楽もようやく落ち着いてきました。
来年の定演を首を長くして待ってるよ♪
終わった途端にそんなことを思うって、どうよ!?
自分自身にそんなツッコミを入れながら(笑)
このへんで終わりにしたいと思います。

*思いがけず長文になり、すみません。最後までありがとうございました。




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